旅と硬券きっぷ

2011年12月15日 05:58



鉄道での旅で 昔は誰もが上写真のような乗車券を目にした事があるでしょう?。
「懐かしい!」と感じた方が 大多数なのではないかと思います。

ある程度の乗降客のある駅では自動券売機が設置され そうでない駅では無人化が進められて
現在ではこうした乗車券を入手する事も 極めて困難になりました。

硬いボール紙のような厚紙で作られ 凸版印刷で行先などが刷られた乗車券を 硬券と呼びます。
日付は駅の出札口に置かれた印字機で打ち込んで 
改札口で 駅員に切符鋏で、パチンと切ってもらう形になっていました。
(切符鋏は駅ごとに異なり 凹凸Mなどさまざまでしたね)
最も古くから用いられた乗車券です。

ロール紙に印字する自動券売機が普及する前(JRが国鉄だった頃)は こちらの硬券が主流で
こんなアジのある乗車券を片手に列車に乗ると 旅情が高まったものでした。
そうして旅が終わって 駅員に使用済みの切符を渡してしまう度 何と残念だった事....(笑)。

私が高校生になると “切符が自販機で買えない駅=由宇は田舎”と級友に馬鹿にされるのですが
本心を言えば『硬券がしばらく買える駅でいてくれよな』と感じていたものでした(笑)。

面白いのは JRが国鉄だった頃 国鉄の自動車線(バス)も
国鉄同様の 硬券乗車券を使用していた所がありました。
(車両こそバスの体を成していても 精神は国鉄だったんだぞ といった感じでしょうか)


発券コストや効率が最優先される現在にあって 硬券は過去のノスタルジーになってしまいましたが
鉄道ファンに珍重されている事もあり、地方私鉄では切符販売による増収策の一環として 
現在でも用いられている所もあるようです。

私の手許にある硬券を見ていると 遥かな昔の鉄道旅を想い出し 心豊かな気持ちになれます。 
皆さんは 硬券切符の思い出などはありますか?


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