日本の100名城・丸亀城

2011年11月03日 05:58



香川県丸亀市の 丸亀城を訪ねました。

400年以上の歴史を有し、高さ約60メートルの日本一の高さを誇る石垣が見事です。
石垣の高さ&美しさから、5年前には「日本の100名城」にも選ばれました。
丸亀城を 写真と文でご案内します。



城跡の全域は国の史跡に指定され 亀山公園となっています。
(丸亀城は別名、亀山城、蓬莱城ともいう)
天守のほかに大手一の門・大手二の門・御殿表門・番所・長屋が現存し、
そのうち天守・大手一の門・大手二の門は国の重要文化財に指定されています。



大手門
大手門から見上げる天守閣は威厳に満ちています。



丸亀城の歴史は
慶長2年(1597年)豊臣政権の時代、生駒親正が讃岐17万石を与えられ高松城を本城とし、亀山に支城を築く。
慶長7年(1602年)6年の歳月を要し、ほぼ現在の城郭が完成したのが始まりです。



内堀の北西側を望む。



大手一の門は、大きな柱や梁で堅牢に組んであり、大手の正門らしい威厳と風格を備えます。
寛文10年(1670)に出来、藩士が太鼓で時を知らせていたので 太鼓門とも呼称されます。
左手(東)には、出陣に際し武者を一堂に集めた桝形があります。



大手二の門。
江戸時代初期に建てられた、丸亀城の表門で高麗門とも呼びます。
大手とはお城の正面の事ですが、城によっては追手とも書く所があります。
石垣に使用される石も力量感があり、仕上げもノミの跡などが美しいです。





丸亀城の石垣は、築城技術が最も発達した山崎氏の時代に築かれたもので
城内には 野面積み、打ち込みハギ、切り込みハギの石垣があります。
上写真は切り込みハギの石垣
大手枡形や栃の木御門(旧大手)の石垣など 重要な箇所はこの様式の石積みです。



内堀から天守閣へ向け、4層に重ねられた丸亀城の石垣は、
高さにして約60メートル、日本一の高さを誇ります。
「扇の勾配」と呼ばれる美しい石垣です。



打ち込みハギの石垣
丸亀城の大部分の石垣がそうです



見返り坂
傾斜が急で、時々立ち止まって振り返りたくなるため、
そんな名前になった坂です。



丸亀の町の南側にそびえる亀山(標高66メートル)を上手く城に使い、
縄張りは四角形で、亀山周囲を堀(内堀)で囲んだ、輪郭式の平山城です。
天守閣まで歩いて登って行きます。



本丸
山頂が本丸です。本丸には天守の他に隅櫓・多聞、渡櫓があり
花見や散歩など 市民の憩いの場として親しまれています。



白亜の天守閣は、全国的に珍しい木造天守閣として知られます。
建物は唐破風や千鳥破風を施して漆喰が塗られ 高さは15メートル、



国内の現存三重天守の中では 規模は最小ですが、
独特の工夫を凝らしており、小城を感じさせない風格と威厳があると思います。

なおこの丸亀城、冬期は天守が閉鎖されてしまい登閣できなくなるので要注意です。




天守の最上階からは、丸亀市街はもちろん瀬戸大橋、瀬戸内海の風景を眺められます。



一方、山側に目を転じてみると 讃岐富士や讃岐平野が一望のもと 見渡せます。




丸亀城天守内堀の周囲は侍屋敷が建ち並び、周囲は外堀で取り囲まれていました。
侍屋敷は明治時代に取り壊され 跡地に善通寺第11師団の丸亀歩兵第12連隊、
裁判所や小・中学校などが建てられました。
外堀は明治半ばまではあったようですが 鉄道敷設や道路整備で姿を消してしまいました。

いずれにしても丸亀城とその石垣は 
丸亀市のシンボルとして 大地に根を張り屹立しています。


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