備中国分寺・五重塔

2011年08月20日 05:58



岡山県総社市の備中国分寺を訪ねました。

といっても実際に訪ねたのは5月であり 
城下町高梁、ベンガラ色の町吹屋を見て廻った時に 併せて見学していたのです。
今回ようやくこのBLOGで紹介できる事となりましたが どうぞお付き合い下さい。

この寺院のある周辺一帯は かつて邪馬台国と肩を並べる程の勢力を有した古代吉備王国の中心地であり
古代の古墳や遺跡が多いエリアです。
狭義には岡山市北西部(足守・高松・真金・一宮の一部)から総社市にかけての一帯で
俗に“吉備路”と呼ばれています。



吉備路のシンボル的な存在で、吉備路の中心地区となっているのが備中国分寺です。
聖武天皇が天平13年(741)に仏教の力を借り 天災や飢饉から人々や国を守る事をを目的に
建てられた官寺の一つです。

南北朝時代の戦乱による焼失後、一時は廃寺となってしまい
江戸時代に現在の備中国分寺が再興されました。
創建当時の境内は、東西160メートル、南北178メートルと推定されますが、
一部を除き建物などの正確な位置や規模は明らかではありません。
現在は真言宗御室派に属し山号は日照山です。境内は国の史跡に指定されています。



五重塔は、南北朝時代の戦乱によって1度焼失しましたが
1821年(文政4年)から約13年をかけた弘化元年(1844)頃に再創建され、高さが34.32m。
塔は屋根の上層と下層がほぼ同じ大きさの細長い造りで相輪も短く、
江戸時代後期の様式を濃く残す代表的な塔です。
岡山県下唯一の五重塔でもあり 国指定重要文化財です。



木造、3間四方、瓦葺、青銅製の相輪となっています。
3層まではケヤキ材、4、5層は松材が主体です。
そして五重塔の初層四面 頭貫の上には12支の禽獣彫刻があります。









東側の彫刻………虎・兎・龍
南側の彫刻………蛇・馬・羊
西側の彫刻………猿・鶏・犬
北側の彫刻………猪・鼠・牛



アカマツに包まれた丘陵地と長閑な田園風景の中に建つ国分寺五重塔、
野の草花がこれほどマッチする五重塔も珍しいのではないかと感じました。




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