三次を歩く

2011年05月28日 05:58



広島県北地域の中心である 三次市の町並を散策してみました。



三次は 江の川、西城川、馬洗川が合流する盆地に発達した町で
そうした事から舟運が発達して 山陰と山陽の中継地として
また近隣の農産物の集散地として栄えました。

河川の合流で霧が生じやすい谷間である事から、霧の町とも呼ばれています。



JR芸備線の三次駅と三次駅前

市街地はJR芸備線の三次駅を中心に発達し 国道184号線沿いに商業施設が広がるなど
広島県北には珍しい 一寸した市街地を形成しています。
他県から来る私達は 「三次って町は 川を挟んで意外と拡がっているナ」と感じますが
実は三次は市制施行以前は 西城川を挟んで三次町と十日市町が存在していた双子町であり
それが合併して三次市が成立したのです。



三次市十日市町

現在の三次駅周辺(市の中心で市役所、警察署 商業施設やホテルの集中する地区)は
十日市町で 三次駅もかつては備後十日市駅と呼ばれていたのです。
(なんだか岩国と麻里布が合併した岩国市に似ていますが....)
したがって 旧来の古い街並みを残す部分は 三次地区になります。



十日市町から 西城川に架かる巴橋(赤い橋)を渡ると、旧来の三次町です。
江戸時代に100年間、広島浅野藩の支藩が置かれて 
今も江戸時代の町割りがそのまま残っています 
山陰と山陽を結ぶ商都で 石見銀山で産出した銀やたたら製鉄によって作られた鉄も
三次を介して大阪や京へ運ばれました。



三次本通商店街
商業を中心に栄えた通りで、明治・大正期に建てられた町家が数多く、
歴史を感じさせる街並みが残ります。



町並み保存地区になっており、石畳舗装の整備や電線の地中化がなされ 
明治・大正期に建てられた歴史を感じさせる商家・街並みとの調和が図られていました。



通りを歩くと、造り酒屋や醤油蔵、3連の袖壁や鍵曲がりの道や小路
「うだつ」のある伝統的建造物が残されています。



「うだつ」とは、家の屋根近くに設けた防火用の壁で 
本来の実践的な意味合いの他に、昔は金持ちのシンボルだったようで、
「うだつがあがる」の語源もそこから来ています。



巴橋が三次のランドマークともいえる存在で 旧三次側のこの周辺の風景が
最も風情があると思いますし 懐かしい気分になりました。



三次市歴史民俗資料館 
この洋風の建物は、昭和初期の「旧三次銀行本店」(国指定有形文化財)です。



渡辺精進堂は、淡雪やブラどら(ブランデー入りどら焼き)に定評がある和菓子屋。
古い洋館の建物が印象的です。



三次の古い町並は 観光的には 未だそれ程知名度が高い訳ではありませんし
広島から70km圏でレトロな町並みを売りにしている 同規模の小都市には
竹原市、そして山口県柳井市など 手強いライバルが存在しています。
しかも広島バスセンターを結ぶ高速バスも運転されているのです。

そんな中で 尾関山の桜並木、鵜飼いやワイナリーと結びつけたり 
三次ならではの魅力を訴求し続ける事が必要と感じました。



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