別府地獄めぐり・血の池地獄と龍巻地獄

2011年02月06日 05:58



鉄輪温泉の6地獄を後にして 県道218号線を北側に約3㎞進みます。
あちこちから湯煙が立ち昇っている 別府らしい風景が車窓に広がります。



柴石温泉群に到着しました。
こちらには血の池地獄龍巻地獄があり
双方ともに別府地獄めぐりの中で 特徴があり人気ある存在の地獄です。



血の池地獄
赤い熱泥の池で 湧出量は約1800kl./1日、池のm面積は約1300㎡(420坪)あります。 泉温は摂氏約78度 
こちらの地獄の歴史も古く 1300年以上前の奈良時代に書かれた「豊後国風土記」に赤湯泉、
「万葉集」にも赤池としてここの存在が出て来ています。



赤い熱泥は、地下の高温・高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ泥で
それが堆積して 池が赤く染まっているのです。





泉質は酸性緑礬泉、この赤い熱泥の沈澱物を利用して 明治の昔から皮膚病薬(血ノ池軟膏)を作ったり、
布や家の柱などの染色も行なわれていました。
血ノ池軟膏は 水虫に関しては戦前は定番の民間治療剤とされていました。
現在でも販売されて ケガやあかぎれ、ニキビ アトピー、吹き出物などに効くので 人気商品の一つです。



血の池地獄は昭和初期まで度々爆発を起こしており、実は近づくのも怖い地獄ではありました。
そこで爆発を防ぐ為、池を撹拌する作業を始めました。
以来爆発は起こっていません。上写真は爆発が起こった時の様子を話してくれています。

希少性が認められて、平成21年には国の名勝に指定されました。



血の池地獄の売店です。商魂逞しいというべきか 土産品店を抜けて地獄見物をするという寸法。




同じエリア内に隣接している龍巻地獄も紹介します。



この龍巻地獄は 別府地獄めぐりの中で 特に“間欠泉”で有名な地獄です。
(間欠泉は )
間欠泉とは 一定の時間を隔てて周期的に熱湯を噴出する温泉の事で
こちらは噴出が大体35分~40分間隔という極めて短い間隔で 約5分間熱水が噴き出す間欠泉です。



豪快に噴き出した熱水は、安全の為に屋根で止められていますが 
実際には最大で50mほど噴き出す力があるのです。
約150度の地中の熱水が 圧力の高まりと共にほぼ規則正しく吹き上げる様子に 
自然の神秘を実感する事が出来ました。



米国イエローストーン国立公園の間欠泉などに較べ 噴出間隔が短いのが別府龍巻地獄の特徴で
時間の乏しい観光客にとっては 嬉しい点だと思います。
(せっかくの訪問だったので 私も25分程度ここで待ちました。) 


   龍巻地獄を動画でもお楽しみ頂けます。

安全第一という訳で 石作りの天井で止められ、周囲も完全にコンクリートで固められています。
外観は間欠泉のイメージからはかけ離れている事は否めません。
それでも別府市の天然記念物に指定されており、
2009年(平成21年)には別府の地獄として国の名勝に指定されました。



龍巻地獄 売店の様子です。

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