別府地獄めぐり・鬼石坊主地獄

2011年01月22日 05:58



3日前のBlogで 別府地獄めぐり・海地獄を紹介しました。
今日はその続編という事で 鬼石坊主地獄を紹介していきます。

別府ならではの温泉観光コースとして 『地獄めぐり』があります。
源泉の含有物により多種多様な奇観を見せる自然湧出の源泉「地獄」を 観光名所化したものです。
鬼石坊主地獄は 海地獄の上側の隣に位置しています



薄灰色の熱泥が噴き出しているこの地獄、球状の坊主頭のように見える事から坊主地獄などと呼ばれています。
園内に1箇所しかないのではなく 20数ヶ所から熱泥が絶え間なく噴き上がっています。
こちらは国の名勝には指定されていません。



泉質はナトリウム-塩化物泉
絶えず熱泥が噴き出して 海地獄とはまた異なった景観を見せるこの源泉 
もちろんこちらも90度を優に超えますので触ると大火傷をします。
カメラ好きの人は 近接撮影される時によく注意して下さい



また 柵こそありますが 小さなお子様連れの方は 決して目を離さないように注意して下さいね。



きめ細かい薄灰色の泥の粒子が 坊主のように膨らんでは ポッと割れています。
かつての大地震で寺院が住職ごと吹き飛ばされた伝説もあるようですが 定かではありません。



鬼石坊主地獄の歴史は古く 文献に表れたのが
大平5年(733)に書かれた豊後風土記の玖倍理湯の条に「口の経、丈餘、湯の色黒く、泥常に流れず」とあり
元禄7年(1694)に訪れた貝原益軒は「豊国紀行」に「円内坊地獄とて熱湯あり泥土なり」と記し
寛政7年(1795)には 脇欄室が「函海魚談」で「泥を躍し、湯を起こし」と述べました。

このように形容された当時の地獄は 田畑の所々に点在していましたが 熱泥により稲が育たず
人々の暮らしも出来ない まさに地獄の土地だったのです。
しかし その奇異な自然現象は 次第に人々の注目を集め 見物客が畦道を見て回るようになります
それが地獄見物の観光化の始まりでした。

日露戦争以降は その人気に拍車がかかり 明治43年(1910)には
日本で最初に入場料(2銭)を取る“地獄見物”がこの地の海地獄から始まり
次いで 血の池地獄 坊主地獄 八幡地獄 紺屋地獄が地獄遊覧を始めて 大発展しました。

ここ鬼石坊主地獄は 粘土質の泥中に湯玉が次々に湧き上がる熱泥地獄と
噴気を勢いよく吹き上げる間欠泉の2種の地獄がありました。

大正末期から 自動車の便が開け 昭和になって遊覧バスの運行も始まると
日本を代表する温泉観光地となっていきました。
その後 時勢により一時閉鎖されていましたが 復活を願う国内外の多くの人々の支援で
平成14年(2002)に再開園され 歴史ある地獄が蘇ったというわけです。 



2002年秋に再開園しているだけに園内は 最近の観光地らしく綺麗に整備されています。
鬼石とは、この地獄の最初の所有者の屋号から名が付いたもので
別府にはこの鬼石坊主地獄とは別に 別府地獄組合非加盟の坊主地獄もあるようですが そちらは周っていません。





別府には鬼石坊主地獄以外にも 様々な地獄がありますが(これについては続けて記述)
8地獄共通入場券を購入する事で お得に見学できます。
別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合) http://www.beppu-jigoku.com/ でも
割引券がプリントアウト出来るようですから 検索してみて下さい



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