松江開府400年・松江城

2011年01月07日 05:58



松江開府の祖 堀尾義春が5年の歳月をかけて築いた松江城が完成し 一族が入城して
今年で400年を迎えます。
松江の町も 今年は開府400年記念博覧会(3/19〜12/4)が開かれ 
春には松江歴史館も開館するようです。
さっそく私も 松江城と城下町を満喫してきました。

城下の市営大手前駐車場(大手町堀川遊覧船乗船場そば)に車を停めて 城内と周辺を散策しました。



南櫓と松江城内堀





本丸に向けて歩きます



本丸一ノ門正面



松江城
関が原の戦の功で 初代藩主・堀尾忠氏が1600年に出雲・隠岐24万石に加増転封されました。
初めは 安来の月山富田城を居城にしていましたが
新たな城と政治の拠点として 松江に白羽の矢が立ち
城地選定中に亡くなった忠氏に代わり 隠居していた父・吉晴が意志を継いで
1607年に 孫の忠晴の後見として築城を始めました。

ところが城の完成直前になって吉晴は死去、
忠晴が城主として2011年に松江城に入城しました。
藩主はその後、京極、松平氏と変わりますが 
松江は城下町として着実に発展しながら 明治維新を迎えました。

明治8年、城内の建物は全部破却され
松江城天守閣も取り壊される運命だったのですが 
天守閣を守ろうと 当時の豪農が180円で買い取りました。(ちなみに姫路城は23円50銭)
大きすぎてすぐには買い手がつかなかったそうですが......



千鳥が羽を広げた形の入母屋羽風を備えることから
千鳥城とも呼ばれています。
織田信長が建てた安土城の伝統を受け継ぐといわれる 桃山時代の形式です。
下見板張りの壁や狭間 石落としなど 実戦本位で安定感のある無骨な体裁が特色です。
(下見板張り=姫路城のような塗籠造り(白壁)は少なく 大部分が黒く厚い雨覆板で覆われる)

鯱鉾は木彫銅張り 左が雄で鱗が粗く 右が雌
高さが2メートル以上もあり 木造の鯱鉾では日本最大です。

松江市は 現存する唯一の正統天守だとして
現在は国宝化に向けた運動を進めています。



石垣は牛蒡積みと呼び 粗雑に見えても 頑丈な積み方
勾配は直線仕立ての古い形式(中腹が熊本城石垣のように湾曲していない)

2006年4月6日には、日本100名城(64番)に選定されました。
松江城入場者数は年間約28万人 
松江開府400年祭が2007年から始まり ここ3年増えつつあります。



外観5層 内部6階の城閣です
天守閣の平面規模では2番目 高さでは3番目 古さでは5番目です。
昭和25年 文化財保護法の制定によって 重要文化財に指定されました。



城内には甲冑類 歴史資料など貴重な資料が展示されています。
戦災に遭わなかった松江城は、中国地方の県庁所在地に所在する唯一の現存天守で 
レプリカ天守閣ではありませんから 急な階段など古式ゆかしい部分も昔のままに残しています
階段は防火防腐の為に桐を使っており 他の城では滅多に見る事が出来ません。




各時代の松江市街ミニチュア模型も展示され 興味深く拝見させて頂きました。
市街の北部に位置し、南に流れる大橋川を外堀とする輪郭連郭複合式平山城である事が理解できます。




上に上がり360度見渡せる最上階に行きます。



眼下に拡がる町並みの向うに 太陽に照らされた宍道湖が輝いていました。



本丸入場無料 天守閣は大人550円
小泉八雲記念館、武家屋敷にも入れるセット券もあります。



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