山口市・瑠璃光寺

2010年10月21日 05:58



西の京・山口を代表する観光名所 瑠璃光寺を紹介します。

瑠璃光寺は山口市香山町にある曹洞宗の寺院で 山号は保寧山、本尊は薬師如来。
境内一帯は 現在“香山公園”と俗称されており
五重塔を中心に大内氏全盛期の大内文化を伝えています。
四季の花も美しく 梅、桜、つつじの名所になっています。




国宝・瑠璃光寺五重塔
室町時代中期の 嘉吉2年(1442)建立されたもので
応永の乱で討伐された大内義弘(1356~99)の霊を弔うために、
義弘の弟にあたる大内盛見が 香積寺の境内に建てました。



香積寺は江戸時代初期の慶長9年(1604)、毛利輝元が解体し 萩に移りましたが、
五重塔だけは山口の人々の要望で 香積寺の跡地に残されました。
そして後から瑠璃光寺が 香積寺の跡地に出来たという訳です。
屋外の五重塔としては日本で十番目に歴史があると云われ
京都・醍醐寺、奈良・法隆寺と共に 日本三名塔の一つとなっています。



高さ 31.2m で屋根は檜皮葺。屋根の勾配が緩やかで 二層にのみ回縁があるのが特徴です。
(三重以上に回縁が無いのは、すっきりとした姿と安定感を醸し出す要因かもしれません)
 テラスのような回縁は正式には縁勾欄と云うのでしょうか?! 他塔には殆ど付いています
建築様式は全体として和様ですが、回縁勾欄の逆蓮頭や円形須弥壇など
一部に禅宗様式(唐様)を取り入れています。

塔身は上部にいくほど間隔が狭く、全体的にほっそりしており
個人的には 国内55基の五重塔の中で瑠璃光寺五重塔が 
周囲の緑豊かな背景とも調和し 最も気品があるのではと思っています。

瑠璃光寺には 瑠璃光寺資料館があり 五重塔の模型や資料を展示していますが
国内の主な五重塔55基を100分の1の模型とパネルで紹介しているので
全国の他の五重塔についても学べます。



夜間は23時までライトアップされ、暗闇に塔身が美しく浮かび上がります。



大内義弘の像



香山公園内を歩くと “うぐいす張の石畳”もあります。
香山墓所に至る石段の前にある石畳の上で、手を打ったり石畳を強く踏みつけると、
周囲の地形や石段による音響効果で 「キュッ」という音が返ってきます。



山口へ来訪される機会があれば 香山公園は是非立ち寄られる事をお薦めいたします。



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