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山口県の名湯 川棚温泉

2009年11月04日 05:58



前ブログの続きで 川棚温泉の紹介です。

川棚温泉は下関市豊浦町の川棚地区にあり
下関の中心部から北に25kmの場所にあります。
地勢的には山陰の末端の 鬼ヶ城山系の山裾に開けています。



下関の奥座敷として また山口県を代表する温泉の一つですが のどかな雰囲気で
温泉郷は歓楽的要素が殆どなく 遊戯店や飲屋街がありません。
飲食はホテル内の店を利用して下さい という感じでしょうか。
土産品は 前ブログの「瓦そば」と 川棚饅頭が挙げられます。






共同浴場(ぴーすふる青竜泉)
掛け流し式の温泉銭湯で ジェットバスやミストサウナなど最新の設備を調えた温泉施設です。
浴場を撮影しようかと思いましたが この日は芋洗い状態(笑)で断念。
泉質は、無色透明のラジウム泉で、胃腸や皮膚に優しく幅広い効能がウリです。






この温泉の歴史は古く 約800年前に発見されたようです。
古い伝説では 付近の大きな沼に青龍が棲んでいたようで
大地震の時に温泉が噴出し、青龍はその湯で煮殺してしまったとの事。
それで川棚温泉には青龍が守護神として崇められているのです。


付近の沼とは ここだったのでしょうか?






“湧いてあふれる中にねている” 
              山頭火

また、自由律句で知られる漂泊の俳人、種田山頭火がこの地を気に入り
3か月以上滞在したことでも有名です。
4月の第一土日曜日には 川棚温泉まつりが行われ
桜の開花時期と重なるので 大勢の観光客で賑わいます。



長閑な風景の中に広がる温泉郷



JR山陰本線に川棚温泉駅がありますが ここから徒歩で行くには結構しんどい距離です。
(駅名も 正直なところ “川棚温泉口”と記した方が親切かも)
マイカー利用がやはり効率的では....。

角島観光の帰途に立ち寄るも良し 
疲れを癒すのに最高の温泉地です。


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山頭火の愛した鬼ヶ城連山に囲まれ、深緑の中ラジウム温泉をお肌と心で楽しめる宿。温泉付離れなどお部屋タイプもいろいろ。

東京~下関を 3列独立シート・トイレ付で11,200円~
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