昔の新快速がこんな所で...

2009年10月11日 05:58



昭和55年から平成3年までを中心に 京阪神で走っていた新快速電車。
この型の車両 117系電車というのですが
老朽化した153系(急行「東海」型電車)の置き換え用として作られたもので
当時落ち目だった国鉄が 豪華な京阪や阪急の特急電車に対抗すべく投入しました。

デビューからしばらくは、京都~大阪を29分で結ぶべく
(今では信じられない事に)新大阪に停まらないダイヤでした。
当時としては 転換クロスシートも珍しく 落ち着いた内装色 木目調の壁板など
大変グレードの高い快速電車だなと感じた事を憶えています。



京阪神の新快速の最高速度が120km/hになり 車両も221系、そして223系に更新されると
117系電車は ATS-P(自動列車停止装置)を搭載していないこともあり
京阪神の第一線から撤退を余儀なくされました。

地方への移籍で 東海道本線から ややローカル然とした福知山線 奈良線 湖西線 草津線 
そして岡山~福山の快速「サンライナー」に使われるようになりました。
山口県内に転籍してきたのは 最も後で
 何故か山陽本線の新山口(小郡)~下関間限定で 走っています。


広島以西で黒幕の側面幕は珍しい



この電車 JR西日本では 実は使いにくい車両とされています。
 ・2扉車なので 乗降の多い広島都市圏(広・西条~広島~岩国)ではさばけない。
 ・構造上4両編成より短くすることができず、地方路線では長さを持て余す
   かといって運転台の直後にドアが無いために、ワンマン仕様に出来ない。
 ・制御装置等の下回りが 山陽で主力の115系と違い、メンテナンスの点で不利

湖西線 草津線でも 沿線人口増大で 2扉では乗降をさばき辛くなったので
(言っては悪いのですが)余剰の117系が下関にやってきた訳です。
JR九州の交直流電車は下関以東に乗り入れなくなったので その穴埋めでもあります。

デビュー当時と同じ新快速カラーで走っている車両に 懐かしさを憶えるかも。
乗り心地は良いし いかにも国鉄を思わせる走行音(モーター音)は旅心をそそります。
(車に例えると(イメージで)昔のカムリ・ビスタあたりか...。)
それにしても往年の名車が 下関で乗れるのは愉しいものです。
京阪神にお住まいの方は 懐かしさを感じられるでしょうね。



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