周防大島の安下庄

2009年07月17日 05:58



前々回のBlogでは 周防大島の拠点・久賀を紹介しましたが
それに次ぐ大島南岸の主邑 旧橘町の中心・安下庄(あげのしょう)を紹介します。

安下庄は嶽山の麓 安下庄湾に面して広がる漁港町です。
久賀ほど整ってはいませんが 県道沿いに長きに渡って商店が軒を連ね
昔はそれなりに繁栄していた事が偲ばれます。

昭和30年まで 周防大島は人口が6万人余もありましたが 
町制を施行していたのは 久賀、小松、安下庄の3つだけで 他は全て村でした。



こういう小さな商店街 地元の人だけを相手とした店が軒を連ねる、
その土地の香りを感じるための“ぶらり探訪”も愉しいもの。
私が「旅行」という大袈裟なものより「旅」を好む理由がそこにあります。





現在は廃止されてしまいましたが JRバスの安下庄駅があり
大島南岸のバス交通の一大拠点であった事が分かります。
JRバス(元の国鉄バス)は流儀として 拠点停留所を“駅”と名付けていましたし
(光市に室積駅もありましたね)乗車券も鉄道同様の硬券を売っていました。



駅前幸進堂 と看板が今でも残ります。
かつてはこの“駅”を中心に 通勤通学客が集まり栄えたのでしょう。

安下庄の産物はやはりミカン
銘菓も ミカンを用いたミカン羊羹やミカン最中が名高く
こちらの幸進堂が作っています。(道の駅サザンセト東和でも販売)



安下庄漁港
イワシ はまち、たちうお漁で栄えた漁港
最近は農業体験など 地元体験型の旅を企画するツアーも増えていますが
東京や大阪などの大都会から予約の上で この安下庄に来て
ミカン狩りの体験 漁業体験(地曳き網)などで1日を過ごされると
きっと味わい深い旅となるでしょう。



宮本常一さんの瀬戸内を切り取った写真を 東和の周防大島文化交流センターで見て
私も安下庄の 極く何でもない風景を撮影してみました。



町中の大衆食堂





旧橘町・安下庄でのお勧め観光スポットは 竜崎温泉です。
ここは全国的に珍しいセピア色の湯が特色で 潮風薫る露天風呂や
歩行浴が出来る温水プール、フィットネスルーム レストラン等完備しています。
周防大島で最も人気が高い温泉施設です。



ここからの嵩山(だけさん)、安下庄湾の風景も良く 
大島で最も良い景色といっても過言ではありません。
山口県周防大島出身の兄妹フォークデュオ「マウンテンマウス」はここの出身なのですが
(最初の頃こそ 土曜夜市で“大島のんた”を聞いてコミックソングデュオかと思ったが(笑))
この美しい環境で あのメロディーが生まれたのかと再認識した次第です。
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