佐賀銘菓 一口香と丸ぼうろ

2009年04月14日 05:58



長崎から小倉を結ぶ長崎街道はシュガーロードとも呼ばれ 
鎖国時にオランダから輸入した砂糖(銀と等価だった)や 
中国や欧州から渡った南蛮菓子を 本州へ運搬するルートとして使われたため 
沿道の佐賀は カステラ、丸ボーロ、金平糖、一口香、羊羹等の 菓子文化が発達しました。
結婚式などの祝い事に砂糖を用いる所も多いのです。
さらに菓子メーカー 森永、グリコの創業者は佐賀出身です。

佐賀県では東西のあらゆる町で 一口香と丸ぼうろが作られています。
(写真は佐賀県西部・太良町の秀島菓子舗謹製。佐賀市や長崎県にも一口香は存在)


一口香(逸口香) いっこうこう
一口香の原料は小麦粉・水飴・黒糖・生姜・唐灰汁で
水飴で練った小麦粉の皮で黒糖の飴を包み、オーブンで焼き上げます。
製造には熟練の腕が必要で 逸口香が焼けるようになったら佐賀菓子作りも一人前だとか。
店によって味わいや食感(厚みや堅さ)が異なります。(写真の秀島菓子舗のものは硬かったです)
生姜の香りと黒蜜の香ばしさが絶妙ですね。
江戸時代中期に中国から伝わった船員の保存食を アレンジしたもので
佐賀だけでなく 長崎でも手に入ります
(長崎では主に土産菓子 それが佐賀では安いので自宅用おやつとしても愛でられているとか)


丸ぼうろ
丸ぼうろの主な原料は卵・粉・砂糖で 店によって味わいも食感も異なります。
450年以上前にポルトガルから伝わった船員の保存食を しっとり軟らかいものにアレンジ 
佐賀市内では老舗の菓子店からコンビニまで 色々な所で手に入ります。
佐賀人に言わせると「一番美味しいのは北島かね、でも他のも美味いよ。」

佐賀市、北島は元禄9年(1696)創業で、鍋島藩の御用商人でした。
佐賀市 菓子処 村岡屋の丸ぼうろや 
鹿島市 小笠原商店の丸ぼうろも定評があるようです。

佐賀の鍋島藩は 鎖国時代には長崎の警護役を担っていたので
砂糖の入手は比較的容易だったようで それが佐賀の菓子文化に繋がったという説もあります。
佐賀を訪ねる機会があれば 観光地と同時に伝統菓子を愉しむのも一興でしょうね。


佐賀城・鯱の門


佐賀城本丸歴史館


吉野ヶ里遺跡

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