さようなら寝台特急「はやぶさ/富士」

2009年03月14日 05:58



東海道、山陽、鹿児島本線など 
深夜 日本の鉄路のメインストリートを結ぶ重責を背負ってきた寝台夜行列車。
1往復のみ残っていた九州~東京を走る寝台特急
「はやぶさ/富士」が 平成21年3月14日ダイヤ改正にて廃止となります。
  (写真はすべて博多駅にて撮影)



寝台特急列車は 昭和31年に博多~東京を結んだ あさかぜが最初です。
その2年後の昭和33年に 初の固定編成客車として20系客車が登場し
その後は主要幹線に「ブルートレイン」と呼ばれる寝台特急が数々登場しました。
山陽本線も最盛期は 富士、はやぶさ、さくら、みずほ、あさかぜ 
明星、あかつき、彗星、なは、安芸 金星など多種多様な列車が疾走していたのです。

1980年代になると 高速道路網、航空路線などの整備が進んだ結果、寝台列車の利用客が減少し、
東海道・山陽という大幹線沿いの大都市圏を結ぶ交通手段にも関わらず
年々数を減らしていき 後には はやぶさと富士が併結されるほどに利用者が凋落しました。

寝台夜行列車の激減の理由ですが
・新興エアライン九州就航とそれに伴う航空料金の低廉化
・羽田空港拡張に伴う九州路線の航空機の発着便数の増による乗客数の減
・JR分割によるJR各社間のダイヤ調整の困難さ
・新幹線の所要時間短縮。
・使用する寝台客車の老朽化(華やかさに欠け 女性に敬遠される、
  また新車両の開発製造費は現状の利用客数では回収出来る見込みがない)
・高速バスの発達
などが挙げられます。



それでも寝台夜行特急の何が良いか といえば
“流れ行く風景など旅情の楽しさがある”“乗り換えの手間がない”という点でしょうか。
私も上京の際は 100㎞も離れた広島空港へ行くのを敬遠しており 
鉄っちゃんな事もあり(笑) 寝台特急を好んで利用していました。
(JR化以後は、複数会社にまたがる為に 距離を走る間の列車調整が困難で
 遅延があれば 足が遅い寝台列車を 首都圏通勤ラッシュの合間に割り込ませるため
 貨物線を経由したりなど 運行の苦心もしのばれましたよね。)

日本の鉄路のメインストリームを疾走した客車寝台特急も 終焉となりましたが
東京~九州間のブルートレイン全廃は、
関門トンネル開通以来65年以上にわたる「東京~九州間の旅客列車」全廃という事で、
間違いなく鉄道史に残る寂しい出来事となってしまいました。

最終運転日の今日いま頃は 私の地元である岩国の駅と 豊橋の西あたりで
明け方の旅路をヘッドマークを掲げ 有終の美を飾っているのでしょうね。



 さようなら寝台特急「はやぶさ/富士」!!


■【DVD】寝台特急 富士・はやぶさ 広島~下関間/鉄道/MusicDoor
■【JR承認/公式アイテム!】トレインヘッドマーク携帯ストラップ(富士・はやぶさ) /携帯グッズ専門店のストラップヤ!
■【JR承認/公式アイテム!】トレインヘッドマークステッカー NO.6(はやぶさ) /携帯グッズ専門店のストラップヤ!
■【JR承認/公式アイテム!】トレインヘッドマークステッカー NO.10(富士・はやぶさ)/携帯グッズ専門店のストラップヤ!
■予約【TOMIX・トミックス】 14系 15形 特急寝台客車(富士・はやぶさ)セット (HO-058)『09年3月.../渋谷模型 HOBBY SHOP @TOYS
■さらばブルートレイン!/楽天ブックス
関連記事