船の旅

2008年03月30日 06:08





航空便が 新興エアライン登場や早割ネット販売普及で廉価化し 
新幹線も北へ南へ延伸するかと思えば
近年では安さで迫る高速バスも台頭するようになり 
移動手段の選択肢が増えたと思われる昨今ですが
皆さんが普段なかなか思い浮かばないのが 船旅ではないでしょうか。

航路も多くなく 時間を要する船舶は 利用する機会に恵まれず 
ポピュラーな交通機関と思えないかもしれませんが、
ところがどうして JRの寝台車より格安で 高速バスより快適なのがフェリーです。

比較的長距離でビギナーでも利用しやすいのは 
大阪・神戸から 四国、九州へのフェリーです。
瀬戸内海を航行する便は 波が静かなので揺れも少なく
夕方出航して 朝方に愛媛や北九州や別府に着くというのは
船旅の楽しさを味わうには 充分な距離ではないかと思うのです。

出航して大阪湾上で まずは大食堂で夕食、
明石海峡大橋のライトアップを眺め 大浴場に入って 
(もし4人で旅に出れば 雀卓借りる事が出来れば麻雀もして(笑)
それが無理なら 桟敷席でトランプの大富豪やって!(爆))
一杯ひっかけて就寝! と優雅に楽しめる訳です。
列車やバスに較べ時間が掛かりますが 快適なのは言うまでもないですね。
繁忙期以外はネット予約で 安くなる所もありますし
目先を変えて 試してみる価値はあると思いますよ。

船室でのサービスは 海運会社や使用船舶によってまちまちで 例えば
2等船室で 毛布を無料で貸す所もあれば 有料の貸し毛布もありますし
レストランも 通常のメニューから選ぶ所 均一価格でバイキング形式の所
或いは自販機のみの簡素な船など さまざまです。
こればかりは大型時刻表には記述もなく“時の運”でしょうね。
興味があれば船舶会社のサイトを見て 船内設備等調べ上げた上で
乗船されるといいかもしれません(^^)。



近・中距離のフェリーに目を転じてみると 柳井~松山の防予汽船
特筆すべき船内設備等はありませんが 24時間運航というのが魅力で
夜中1時半に柳井港を出航し 仮眠 4時に松山に着くと
積載した車で一路高知に向けて走れば 7時には高知に着けてしまいます。



ただ問題は 港というのは便利な所にあるとは限らないという点。
例えばオーシャン東九フェリー、名門大洋フェリー、阪九フェリーが着く 
新門司という港は、以前GLAYが大規模なコンサートをやった所ですが
港は関門海峡側でなく 門司から山を越えた周防灘側の辺鄙な所です。
フェリーに車を積載しないなら 公共交通機関を調べる必要がありますが
交通新聞社のJR大型時刻表に 新門司から市街地のアクセスが載ってないので
連絡バスはあるのか否かを ウェブサイトか電話で確認して下さい。



それでも飛行機や高速バスの4列シートの狭い座席に座っていると
1時間でも苦痛に感じる事があります。
たまには体を伸ばしたほうが良い といった発想で
今年一度くらいは スローな船旅を味わってみては如何でしょうか。





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