高松・栗林公園の美

2016年01月11日 00:00



〝地名度は比較的芳しくないのに 素晴らしい日本庭園”
その筆頭に挙げられるのは 私にとってはやはり 香川県の栗林公園でしょうか....
日本三名園として名高いのは 水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園ですが
高松の栗林公園は それに勝るとも劣らない庭園だと思いますし 
高松の観光名所で筆頭に挙げられる素晴らしい場所です。



香川県高松市で時間があったので 栗林公園を訪ねてみました。 
栗林公園は、香川県高松市にある県立の都市公園、日本庭園で 国の特別名勝に指定されています。

市街地に近接する著名な観光地だけに 各交通機関からのアクセスは良好で、
JR高徳線には栗林公園北口駅も存在しています(但し特急は停まらない) ここからは徒歩3分です。
高松市内のこの周辺のJR高徳線は高架化されていますが JR高徳線北側が中心市街地、
栗林公園はJR高徳線の南側に位置しています。



紫雲山を借景として6つの池と13の築山を配した大名庭園で、
回遊式庭園の南庭と 近代的に整備された準洋式の北庭から成立する 素晴らしい公園です。
順路等の表示もしっかりされており、起伏もありますが順路通りに進めば45~60分で一周できます



2009年発売のミシュラン観光ガイドに「わざわざ訪れる価値のある場所」として
最高評価3つ星に選定されました
2012年には、米国の庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』の「2011年日本庭園ランキング」で、
足立美術館(島根県)、桂離宮(京都府)に続く3位を獲得しています。



特別名勝に指定されている庭園の中では最大の広さで 面積は約75haもあります。
高松といえば凝縮した過密都市というイメージがありますが 
この公園にいるとそれを忘れて 伸び伸び歩ける点が好ましいですね。





入園料金は410円
元日と開園記念日(3月16日)は無料開放日となっています。



この公園の開園は早く 明治8年に香川の県立公園として開園され 一般開放されました。
そして47年後の大正11年には 名勝に指定されました。







公園の歴史ですが、16世紀末頃、佐藤志摩介道益により小さな別邸として築庭された事から始まったようです
17世紀初頭に讃岐国国主生駒高俊によって南湖一帯が造営され
寛永17年(1640年)、生駒家が改易処分をうけ讃岐を去るや 新たに高松藩主・12万石として入封した
水戸徳川家の連枝松平頼重に引き継がれ、以後高松松平家が5代にわたり100年以上をかけ造営を行いました
延亨2年(1745年)第5代藩主松平頼恭の時代にはほぼ完成し 高松藩別邸として「栗林荘」の名で使われました。



明治4年の廃藩置県によって藩制が廃される事で 庭園の荒廃が心配されましたが
明治政府の管理下におかれた後、明治8年に県立公園になり一般に公開される事で 難を逃れる事が出来ました。



園内のみどころ 飛来峰
ここから南湖方向を見ると紫雲山を背景に、掬月亭、手前には偃月橋と、まさに圧巻の景色が広がり
池、建物、橋などの配置が巧みに計算され造形されていることが実感できるはず。



栗林公園の代表的な写真が載る際に、この飛来峰の頂上からの写真が多いのです。





公園内には6つの池があります。



このうち南湖では 江戸時代に舟遊びが行われていたことに因み、
2012年夏より 観光用の和船(6人乗り)が就航しています 
乗船には別途610円が必要ですが 船頭の解説を聞きながら舟に乗るのも一興。



公園名に栗林と付くものの実は栗の木は僅か14本しか無く 松の樹がメインの庭園です。
園内を流れる小川のせせらぎ、気持ちよさそうに泳ぐ魚や、羽を休める鳥など、
大樹群の陰から眺めるひと時は、日頃のストレスを癒してくれました



毎週日曜日にはボランティアガイドさんがいらっしゃるので 
歴史や それぞれの見どころにまつわる物語などを聞いて周るのも良いと思います。
庭園の中でも風光明媚な個所を手際よく案内してくれます。



公園内は 春は桜 秋は紅葉が美しく、栗林公園では春秋の季節イベントが堪能できます。
何れも夜間入園ができ、その際は桜や紅葉した木々がライトアップされるようで 
幻想的な写真が撮れそうですネ。

デートにも好適ですが 意外と若いカップルの姿が少ないのは
やはり香川県には大学がそれほど多く存在していないからでしょうか...。
(これが京都や福岡となると 若者でいっぱいなのですが)





園内には、茶亭や香川県の民芸品を展示している讃岐民芸館や、特産品を展示即売する商工奨励館も存在しています。
逆にいえば 園外にはお土産店が建ち並ぶエリアが現在は無いので お土産は園内か高松駅周辺で求めるのをお勧め....。

かつては 園東側に動物園もあったそうです。



整備された庭園の魅力と、自然をそのまま活かした庭園の両方の魅力を兼ね備えた庭園で、
園内は広く、茶室や郷土野菜が食べられるカフェなどもあるので、
周遊時間としてやはり最低2時間はみておきたいところです。
園内用に車イスがあり、腰が悪く長く歩けない人にも優しいと感じました。

皆さんも高松で時間があれば是非....。







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