日本三大水城・今治城

2015年02月28日 00:00



全国の城郭めぐりが好きな私ですが 半径150㎞圏内で唯一行ってなかったのが
愛媛県今治市の今治城でした。
日本三大水城の一つと云われる城で 今治といえば岩国と同規模の人口15万クラス都市。
しかもここはタオル、造船、B級グルメなどでも有名!
小さな旅を愉しむには好適ではないかと感じ 訪問してみました。



今治城へのアクセスは、今治駅から今治営業所行きバスで10分の「今治城前」下車、
徒歩ですぐの所にあります。





今治城は 関ヶ原の戦で 伊予半国20万石を領した藤堂高虎が、
瀬戸内海に面した海岸に 慶長7年(1602)に築いた大規模な平城です。
建造物も含めて完成したのは慶長13年頃との事です。
寛永12年(1635)からは 松平(久松)氏の居城となりました。



二之丸に藩主館、中堀以内に側近武士の屋敷、
外堀以内に侍屋敷、城門が9ヶ所、櫓が20ヶ所と非常に広大な造りだったようです。

広大な城郭は江戸260年間保たれていましたが
明治維新後に建造物の大半が取壊され、内堀と主郭部の石垣を残すだけになりました。

昭和28年に愛媛県指定史跡となり、
昭和55年から、主郭部跡に天守をはじめとする櫓、門などの再建が進み、
雄大な城郭の姿を見せています。



平成18年には、日本100名城(79番)にも選定されました。



別名を吹揚城ともいいます。



天守
藤堂高虎が五重天守を創建したと伝わり、形状は当時最新鋭の層塔型であったようです。
現在の天守は比較的新しく建てられたもので 昭和55年に本丸北隅櫓跡に建てられた模擬天守です。



鉄御門(くろがねごもん)
平成19年、可能な限り江戸時代の史実に基づいて、
この鉄御門が石垣や多聞櫓5棟ともに復元されました。



日本三大水城の一つ
三重の堀に海水を引き入れた特異な構造で、海から堀へ直接船で入ることが可能です。
城内の港として 国内最大級の船入を備えていましたが
今治は海上交通の要所だけに 海を最大限に活用した城となっています。



城内にはほとんど人もいなくゆっくり回ることができました。
城関連物ばかりではなく 2階には自然博物館のような化石や剥製もあります。





再建された天守は 1980年代の建造だけに いかにもコンクリート造りといった感じで、
重厚さ 歴史の重みには乏しいのですが(^^;)
6階の天守最上階の展望台から望む風景は抜群でした。
瀬戸内海の来島海峡を渡るしまなみ海道、今治市内を一望できます。





中堀と外堀は埋められており、昭和の高度成長期には新産業都市に指定された商工業都市だけに
城の周囲は城下町の風情はそれほど感じられません。



三方向に櫓があり、全て入場できます。
入場は鉄御門から入ったので、出る時は搦手門から出てみました。
こちらから出て そこから見る天守の風景が大変素晴らしく 
写真を撮りまくりました。





三大水城というだけに すぐ側には海。

堀が大きく、海と繋っているので
ボラやクロダイなど海の魚が泳いでいる姿も見受けられます。



周囲に景観の邪魔になるような高い建物がなく、城が際立って綺麗です。









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