島原城

2013年07月27日 05:58



島原市の島原城周辺ははかつて森岳と呼称され、
有馬晴信が本陣を構えて佐賀・龍造寺隆信軍を撃破した所です。
この瑞祥の地に 五条(奈良県)入封した松倉重政が島原城を築きました。
1618年(元和4年)着工し、7年3ヶ月の歳月を経て完成、同時に島原城下町も整備されたようです。

破風を持たない層塔型総塗込の五層の天守閣を据える本丸。
北へ二の丸と三の丸を配置し 要所を三層櫓で固め 外郭は4㎞にわたって矢狭間を持った練塀で取り囲みました。

四万石の大名には過分な城ですが ここに有馬氏時代からの海外貿易の利益と
松倉氏の新興大名としての意気込みが感じられます。

以来、松倉氏、高力氏、松平氏、戸田氏、再び松平氏と
四氏十九代の居城として輝きました。
その間には 1637年(寛永14年)の島原の乱で 一揆軍の猛攻をしのぎ、
1792年(寛政4年)島原大変時には打続く地震と足下を洗う大津波にも耐えてきました。

明治維新では廃城となり 払下げ・解体されましたが
島原市民の夢である御城復元への取組みが長年続き 1964年(昭和39年)には天守閣が復元されたほか
巽の櫓や丑寅の櫓が復元され 次第に昔の面影を取り戻しつつあります。

城の直ぐ側まで車で行く事が出来ます。
駐車場は広いのですが 桜のシーズンはやはり混むの早めに行くのが得策ですね。



入口に忍者の格好をしたスタッフの方が数名お出迎えしてくれ
写真を撮ってくれたり、色々案内してくれます。



城自体はコンクリートの復元ですが
天守閣は各階で展示物が異なり、内容は見応えがあります。(写真撮影厳禁なので画像はありませんが...)



長崎県島原という土地柄、他の城と大きく違うのは「キリスト教関係の展示物の充実度」です。
1階には「キリシタン文化」「島原・天草一揆」に関する展示があり、
クロスがデザインされた日用品や仏像、刀の鍔、マリア観音像、踏み絵など
当時のキリスト教の影響の大きさと人々の信心深さ それに対する恐れ......、
初めて観た物も多く 胸を打たれる資料が数多く展示してありました。
キリスト教弾圧で、拷問にかけられた方々の絵画やその子供たちが一切その苦しみを表に出さず、
亡くなっていった様子など 現代を生きる私たちは強く心に刻んでおくべきだと感じました。

2階に藩士や武士にまつわる展示。3階は当時の庶民生活に触れた展示となっています。



海と山と小さな城下町 島原市街
天守閣最上階は展望台となっているので、島原市街を一望できます。



前は有明海・島原湾



後には雲仙普賢岳と平成新山の活火山、景観は素晴らしいと思います。
城内で甲冑が無料で試着できますし 十分楽しめます。



安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城は 
五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置。



巽の櫓は北村西望記念館、丑寅の櫓は民具資料館になっていて 入場料がセットになっています。



お城そのものは昭和の建築ですが城内に再移築された建造物として、御馬見所があります。



高さ35mの白壁の天守閣は 立姿がとても均整がとれていました。
4万石大名の割に立派な五層の天守閣。小倉城くらいの大きさはあります。



私は4月初旬に行きましたが 島原城と桜の組み合わせが素晴らしかったです。
近くには武家屋敷や当時の城下町をしのぶことのできる絶好のスポットもあります。歴史が好きな方はぜひお勧めです。









堀、石垣はしっかりとしており見応えがあります。
石垣も城内から外を見渡した時に死角が無い様 段々に折れ曲がった造りをしているのが特徴。



天守閣下の駐車場に、土産屋兼食堂があります。



島原ならではの郷土料理ならば、城の外に下ってすぐの所にある島原名物『具雑煮』のお店がお勧めです。


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