犬山を訪ねて

2013年06月08日 05:58



愛知県犬山市....名古屋の旅を企画した時に、ぜひこの町も併せて訪ねたいと考えました。
名古屋市から北に約25㎞の所にありますが 単に衛星都市としての存在に留まらず、
人口7.5万人の美しい城下町であり 明治村、リトルワールド、モンキーパークなど見所も多い
愛知県下最大級の観光都市でもあります。

犬山への鉄道路線は 何故かJR線は通じておらず 
その割には名鉄線が犬山駅で4分岐しているほどの尾北・西濃地域の交通の要衝です。
(犬山駅は岩倉・名古屋方面、小牧方面、新可児方面、各務原・岐阜方面に線路が伸びてます)

市の中心部に近接する駅は「犬山遊園駅」と「犬山駅」の2つがあります。



名鉄の新名古屋駅から30分程で 名鉄犬山遊園駅に到着しました



地図を見て 犬山遊園駅→木曽川沿い→犬山城→犬山城下町→犬山駅 に至る
“逆コの字”のルートで散策してみました。



犬山橋から木曽川を望む
6月から10月中旬までは 木曽川鵜飼も行われます。
木曽川河畔は平成8年に温泉も湧き出て 犬山温泉も出来ました。
現在では木曽川沿いの5つの宿で愉しむ事が出来ます。



木曽川の北側は岐阜県各務原市になります。



犬山遊園から犬山城までは木曽川沿いの遊歩道を眺めながら歩くことになります。

犬山遊園駅から木曽川沿いを歩いている時に見える犬山城。
とても美しい場所で川風も心地良く、
時期を少し遅らせて行けば 桜並木の中を歩けたんですよね。



犬山城は高さ約88mの小山に築かれた平山城です。
木曽川の畔に凛として立つ気品溢れる天守閣は さすが天守閣と思わせるものがあります。
こんもりと繁る森の頂きに 小さめの天守閣が良く映えています、
眼下を流れる木曽川との一体感も絵になる美しさです。



木曽川は長野県木曽郡を水源とする全長229キロメートルの一級河川
木曽川中流域は環境省選定名水百選にも選ばれています。

この辺りは“日本ライン”と呼ばれ 周辺から見られる木曽川両岸の岩石と優れた景観は
ドイツのライン川に似ているというので 大正2年愛知県の地理学者志賀重昂により
日本ラインと名付けられました。
両岸の谷壁と山地はチャートと呼ばれる中生代に海の底で堆積してできた硬い岩で
浸食されにくく尾根となっており 浸食に弱い砂岩や頁岩は谷となっています。 
(※犬山城周辺は“日本ライン下り”のゴールであり もっと景観の美しい場所は上流となります)



木曽川沿いを15分ぐらい歩くと犬山城に到着します。



城への登城道は、このような坂道を登って行きます。





本丸門
犬山城入口の門で、外側が鉄で防御されていた為、鉄門とも呼ばれていました。
登閣料は 大人500円(2013年6月現在)ですが 
併せて明治村(明治建築を移築保存する野外博物館)も訪問したいために
「犬山浪漫券」という1,800円(2013年6月現在)のお得なセット券を購入しました 



犬山城
天文6年(1573年)に 織田信長の叔父にあたる織田与次郎信康によって造られました。
時は戦国時代であり その後何代も城主が代わりましたが 1600年の関ヶ原合戦の頃を中心に
城郭は整備されていきました。
小牧長久手合戦(1548年)の際には 豊臣秀吉は大阪から12万余の大軍を率いてこの城に入り
小牧山に陣を敷いた徳川家康と戦いました。

江戸時代になると 尾張藩の付家老 成瀬隼人正正成が 元和4年(1618年)城主となってからは
成瀬家が代々受け継いで明治に至りました。
明治4年(1871年)、九代目成瀬正肥のとき廃藩置県で廃城となり、櫓や城門など天守閣を除く建物は
殆ど取り壊されてしまいました。

2004年まで成瀬家の所有(日本唯一の個人所有)でしたが,
現在は 財団法人犬山城白帝文庫の所有になっています。



全国に12しかない現存天守の中でも、国宝に指定されている四城(犬山城、彦根城、姫路城、松本城)の一つで
4つ中では最小の城ですが 江戸時代に建造された日本最古の天守閣が現存しています。
犬山城は華やかさや優雅さでは他の3城に譲りますが、生活の中に根差した美しさは最高だと感じます。

天守は外観3重、内部は4階、地下に踊場を含む2階が付きます。
天守南面と西面に平屋の付櫓が付属する複合式で、
入母屋2重2階の建物の上に3間×4間の望楼部を載せた望楼型天守です

別名を白帝城とも云います。木曽川沿いの丘上にある城の佇まいを
長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」にちなみ
荻生徂徠が命名したのがその謂われです。




ボランティアガイドさんが説明してくれます
近年はお城ブームにあやかり、めでたく「全国区」に。



城内の土産物店



観光都市だけに土産物もバラエティに富んでいます。
日本最古の天守閣が此処の最大のウリ!
犬山の銘菓は 犬山厳骨(げんこつ)で 170年の歴史があるとか....。
黒砂糖をベースに水飴を加えてきな粉を混ぜて捏ねた硬い飴です。



御神木「大杉様」
犬山城築城の頃からの老木で、樹齢約650年、
枯れる前は高さ約24mと 天守閣に匹敵する程の高さがあり、
落雷や強風などから城を守る御神木とされていました。

犬山城内や天守閣からの風景 そして城下町の散策は、次回の記事で紹介します。
お楽しみに!


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