臼杵磨崖仏

2012年06月16日 05:58



大分県臼杵市と聞いて連想されるものといえば 石仏....。
そんな臼杵の石仏には 動かせる単独のものと 崖に浮彫りにされた「磨崖仏(まがいぶつ)」があります。
国の特別史跡、国宝にも指定されている臼杵磨崖仏を紹介します。

臼杵磨崖仏は 東九州自動車道臼杵ICを降りて5分の場所 
大分県臼杵市深田にあり 4群60余体もの石仏が鎮座しています。

石仏造営の時期や事情を証する史料や確かな文献は一切残っていないため
誰がいつ造ったかという結論は出ていませんが
仏像の作風や様式、配列などから 大部分は平安時代後期、一部は鎌倉時代の作と推定されています。 

石仏群は4群に分かれており、ホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、
山王山石仏、古園石仏と名付けられています。(※ホキとは崖という意味の地名)
規模と数、そして彫刻の質の高さは抜きんでており、
磨崖仏としては日本初、彫刻としては九州初の国宝に指定されました。



ホキ石仏第二群
阿弥陀三尊像が見事な技術で掘り出されているのが印象的

堅い石を削って見事に彫られた石仏を見て 昔の人々の凄さを感じる事が出来ますし
それぞれに表情豊かな御仏の姿を鑑賞していると 心が安らぐのではないでしょうか。



ホキ石仏第一群
平安時代から鎌倉期に至るまでの磨崖仏が20数体並びます。



地蔵菩薩及び十王像

造られた時代が異なるため 石仏の彫り方がそれぞれ異なるのも面白い

山岳仏教の衰えによって磨崖仏は忘れ去られ 1,000年の年月が経過し
雨風等にさらされ続ける事になりました。
多くの石仏の下半身が切り取られたように風化したり欠損していますが、
それを昭和になって修復させたのが現在の臼杵石仏群なのです。

現在では風化を防ぐ為に屋根も設けられて、しっかり保存が行われており、
かつて首が地面に落ちていたものも修復され 元の位置に戻されたとの事です。
(屋根が付くことで写真映えはしませんが(笑) 文化財保護の為には必須ですよね))



まさに壮観!
石仏は皆、優しさを感じさせる良いお顔をしています。



参拝にかかる所要時間は約30分~40分で 日の出から日没まで参拝できます。
拝観料は530円(小中学生は半額)、(2012/6現在)
年中行事は 8月最終土曜日「石仏火祭り」
約1000本の松明に照らされた石仏が幻想的に浮かぶ。西日本最大の火祭り
があるので それに併せて訪問するのも得策かもしれません、

大分県には 国東半島にも石仏がありますが
こちら臼杵石仏は 高速道路の臼杵ICから至近であり 駐車場も広く、
国東半島にあるものより手軽に行けると思います。

また臼杵は 知る人ぞ知る日本有数のふぐの名産地で ふぐの肝が隠れた名物
臼杵にはフンドーキン醤油、富士甚醤油の工場があるので 
食通には町探索の楽しみもあるかもしれませんね。


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JR臼杵駅より徒歩1分
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