清水寺の歩き方

2012年04月27日 05:58



季節を問わず、年間400万人以上もの参拝客が訪れる京都の代表的名所、清水寺。
思い切って決心する事を「清水の舞台から飛び降りる・・・」といいますが
その迫力と重厚感は見るものを圧倒します。

清水寺だけであれば早朝から開いていることもあり、2日目最初に向いました。



山号を音羽山。本尊は千手観音、
開基(創立者)は奈良時代にはじまる延鎮上人という僧侶です。

元は法相宗に属しましたが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗っており、
北法相宗の「北」とは、南都・奈良に対して北の京都に立地するという意味です。
(平安京遷都以前からの歴史を持った京都では数少ない寺院です)
西国三十三箇所観音霊場の第16番札所ともなっています。

東山・音羽山の中腹に広がる境内には、15の伽藍が建ち並び
国宝、重要文化財も相当数あります。その大半が江戸時代初期に再建されたものです。
さっそく順に紹介しましょう。



仁王門
清水寺の正門で、鮮やかな丹塗りなので「赤門」とも呼ばれています。
応仁の乱(1467~1477年)で焼失しましたが、15世紀末に再建され、
現在の門は平成15年(2003)に解体修理されたものです。

幅約10メートル、奥行き約5メートル、棟高約14メートルの堂々たる楼門は、
入母屋造り、檜皮葺で 室町時代再建当時の特徴を示しています。
西門・三重塔とあわせて、写真撮影する人を多く見かけましたが
絶好のシャッタースポットでしょうね。







三重塔

創建は平安時代初期847年で、寛永9年(1632)に再建、
現在の塔は昭和62年(1987)に解体修理されたもので、
総丹塗りと共に、桃山様式を示す極彩色文様が特色で 絢爛豪華な建築美を見せています。

内部は大日如来像を祀っており、四方の壁に真言八祖像、
天井・柱に密教仏画や飛天・龍が極彩色で描かれています。
高さ約31メートルの塔は 三重塔の中では国内最大級です。、



いよいよ本堂に向かいます。
正面約36m、側面約30m、棟高18mの大堂で 
寛永10年(1633)に再建されました。国宝に指定されています。
堂内は巨大な丸柱の列によって外陣(礼堂)と内陣、内々陣の三つに分かれ、
外陣とさらに外側に巡らされている廊下を進んで拝観するようになっています。



建物は、平安時代の宮殿や貴族の邸宅の面影を伝えます。
優美な曲線を見せる寄棟造り、檜皮葺の屋根や軒下の蔀戸など見所が一杯です。、



建物の前半部分は 錦雲渓の急崖斜面にせり出すようにして建てられ、
約12メートルの巨大な欅の柱を139本も並べ、
「舞台」と呼ばれるせり出し部分を支える「懸造り」という手法で、
釘を一本も使わずに組み上げられています。



檜は耐久性に優れ、寿命800年と云われます。
400年後の再建の為に 京都府は大量の檜の確保を既に進めているようです。



舞台からは四季の景観、そして京都の町並みが楽しめます。




舞台の面積は約190平方メートル、ヒノキ板は410枚以上も敷き詰められているそうです。
この舞台は、御本尊の観音様に芸能を奉納する場所として建てられ、
平安時代から雅楽や能、歌舞伎などの芸能が奉納されてきました。
もちろん今でも重要な法会には、舞台奉納が行われています。



舞台は水平ではなく 若干外側に傾斜が付けられています。
木材は雨に弱く腐りやすいですから 
水溜まりを防いだり雨を外に流すように設計しているのです。



清水の舞台から下を見下ろしてみました。
本堂から張り出した「舞台」は4階建てのビルの高さに相当します。
 観音様がいる補陀落浄土に旅立つため、
 あるいは、決死の覚悟で願をかけるため、
 そんな人々の念がこめられた舞台なのです。



西国三十三所観音霊場第十六番札所
洛陽三十三所観音霊場第十二番札所



本堂を東側から
屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面(南面)左右に入母屋造の翼廊が突き出しています。
現在の建物は徳川家光の寄進により寛永10年(1633年)に再建されたもので 国宝にも指定されています。



清水の舞台の下の方には音羽の滝があります。
「清水寺」という寺の名は、音羽山中より途切れることなくこんこんと湧く「清水」
これに由来しているのです。、



音羽の滝は右から長寿、健康、勉学に聞くと伝えられています。
長い柄杓に受けて飲むことが出来ますが、真水だから飲み過ぎると腹を下すとか....。



緑深い境内には、様々な意匠の堂宇がありました。
野鳥が囀る美しい自然の中を、ゆっくりと拝観し、
心静かに手を合わせながら 観音様とのご縁を結ばせて頂きました。



清水寺は平成6年(1994)に「古都京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録されました。



清水寺がどのようにできたかという話には諸説あるそうですが、
延鎮上人という僧侶が 観音様のお告げにいたどりついた場所が、清水寺のある音羽山で、
音羽の滝のそばに住むようになりました。
その後、坂上田村麻呂(最初の征夷大将軍)が音羽山に鹿狩りに出かけた時、延鎮上人に殺生を戒められ
それに感銘を受けた坂上田村麻呂は妻と共に 清水寺の基礎となるお堂を建てます。
このお堂が清水寺の始まりと云われています。



清水の舞台が 清水寺、京都東山のシンボルとして、古くから国内外に広く知られていますが、
様々な意匠の堂宇も見るべきものが多く、1時間半は欲しい場所です。
「清水寺の不思議」とされる所も見ておくと良いかもしれません(私は今回は割愛しましたが...)

近くの(清水坂)の甘味処や土産店なども見たいならば それらが開く10時過ぎまでは
清水寺の中でじっくり散策されるほうが 観光客も少なくお勧めできます。



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