徳川園

2014年04月19日 00:00



名古屋市の巡回バス「メーグル」を利用して 徳川園を訪ねました。
徳川園は、愛知県名古屋市東区徳川町にある日本庭園で、隣接して、国宝の「源氏物語絵巻」を展示する事で有名な徳川美術館や、
河内本『源氏物語』を所蔵する名古屋市蓬左文庫があります。



元は尾張徳川家の大曽根別邸で、1695年に造営された2代藩主光友の時代に隠居所として建造されました。
光友の歿後大曽根別邸は、尾張藩家老の成瀬家、石河家、渡邊家に渡りました。
明治の世になり 1889年(明治22年)、再び尾張徳川家の手に戻り その邸宅となりましたが、
1931年(昭和6年)、尾張徳川家第19代当主徳川義親により 名古屋市に寄贈されました。
市街地に位置しているので 太平洋戦争末期には名古屋大空襲に遭い 殆どが破壊されました。
戦後は普通の公園に整備されましたが 2005年に池泉廻遊式の大名庭園として築造され 今日に至っています。









園内に配置された山、大曽根の瀧、渓流、龍仙湖、牡丹園、菖蒲田は
愛知近辺の自然の景観を凝縮しています。



園内の龍門の滝は、尾張藩江戸下屋敷戸山荘跡(現在の早稲田大学戸山キャンパス)から発掘された
龍門の瀧の遺構を移設したものです。







清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れる様子が
即ち、木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てられて造られているのです。
名古屋を取り巻く 土地柄の豊かさを感じる事が出来ますね。



決して広大というわけではありませんが、適度なスペースに
高低差の大きな地形、既存のまま取り入れた樹林、立体的に迫る大きな岩組み
そんな変化に富んだ景観を大胆に切り替える構成に特徴があり、
気持ち良く散策する事が出来ました。



比較的最近になって開園した庭園なので 比較的空いており 
紅葉の時期を除けば ゆっくり歩けるのも嬉しい....。





龍仙湖の水面に映る樹々が綺麗!
名古屋都心で 水が豊富で清澄な池があるのが不思議でしたが、
水源は地下水だそうです。





ベンチに座って景色を眺めながら、ゆっくりお茶でも飲みたい気分になりますが
庭園内は飲食禁止となっていますので 注意して下さい。





庭内にはレストラン、喫茶店、お土産物ショップがあります。



立派な黒門が今でも残っているなど、歴史を感じさせる施設です。



この庭園には美術館と一緒に入場する方も多いのですが 庭園だけであれば300円で入れます。
公園散策は1時間程度で見切れる広さなので,良い散歩になると思います.


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