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海が見える杜美術館を訪ねて

2021年01月09日 00:00



今日は家族サービスで小さな旅って訳で 広島県廿日市市探訪です.

廿日市市の「海が見える杜美術館」を訪ねました。

日本三景宮島の対面の山 対巌山の中腹に位置し
以前は バブル景気の時代に建てられた こちらの派手な建物を
何かの宗教法人の施設と思っていましたが、
美術館と知り 一度は行ってみようと思ったのです。



海が見える杜美術館は、瀬戸内海を一望する自然豊かな高台に建つ美術館。
下に車を止めると、無料シャトルバス(ヴェルファイア)が上まで連れて行ってくれます。





建物や敷地も広大で、まるでリゾートホテルを思わせます。
別の棟には フランス料理を愉しめるレストランもあるとか。



日本近代洋画、ヨーロッパの香水瓶などの展示がありますが、
企画展として 河野楳嶺(近代京都画壇の開拓者)展が開催中でした。
親子で「これは興味深いよね....」と 早速入ってみます。



こちらの美術館は入場料は1,000円ではありますが、



なんと写真撮影OKの展示も多いのが特色です。







猿の屏風絵は見応えあり。





個人的には この作品が一番好みです。













こちらは何と 日清戦争を題材にした絵画! (遠くに沈む船が描かれている)



こちらも日清戦争を題材にした絵画で 朝鮮の平壌に進撃する様子だとか...







この作品にも感銘を受けました。



展示を見終わると、テラスから望む宮島が圧巻!







無料の 自販機のドトール珈琲を飲みながら景色を見る事が出来ます。



出口には美術館ショップも有ります、







アート好きなら愉しめること請け合いですネ。


安芸の小京都・竹原をめぐる

2020年12月10日 00:00



JRの「ひろしま1デイきっぷ」で竹原へ。
これは岩国~福山間の山陽本線、呉線の普通&快速列車と宮島連絡船が1日乗り放題2,000円。
コロナ渦で遠県旅行する意欲も暇も無い今年は こんな切符が好適です

瀬戸内海に面する人口3万弱の町・広島県竹原市。江戸時代の面影を残す安芸の小京都です。
コロナ蔓延中の今、"混んだ所や時間には行かない" を旨に 竹原を選びました。



竹原街並み保存地区は、約500mの通りに棒瓦と格子の建物が続き、町歩きが楽しい。



一帯は重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。







江戸時代には、塩田で栄え多くの学者を輩出。往時を偲ばせる商家が軒を連ね、
石畳の小路に棒瓦の屋根、漆喰壁など風情漂う建物が残っています。





竹鶴酒造は江戸時代からの銘柄・竹鶴の製造元で
ニッカウイスキー創始者、竹鶴政孝氏(マッサン)の生家でもあります。







他に、商家・松阪邸、春風館、藤井酒造・酒蔵交流館、頼惟清旧宅を見て回りました。













製塩地として飛躍的に発展した江戸時代、
豊かな経済力を背景に頼春水・春風・杏坪の兄弟、また、頼山陽ら、多くの優秀な学者を輩出しました。





塩田と町人文化の隆盛が生んだ重厚な家々は、今日まで往時の姿を伝えています。



古い屋並みや、昔ながらの小路の保存に力を入れています。
最古の建物は1691年の建物で、
妻入り、平入り、長屋型、高塀をもつ屋敷型など多種多様な建物が続きます。



山口県の柳井にも都市規模と 雰囲気が似てなくもないのですが
マスコミで紹介されたり ドラマの舞台となった事もあって
観光客は竹原のほうがグッと増えていました。



食事は美観地区の中の、蔵を用いた建物 「御茶処しろ」で日替り定食を食べました。



メインが鶏の照焼きで、品数は多いし手作り感のあるおふくろの味で、
一品ごとに丁寧な味付け。味噌汁の具材も手抜きなしです。



蔵造りですが、店内は現代的で普通で落ち着けました。







全体的に整備され清掃が行き届いた町並です
酒蔵見学ができたり、竹細工の体験ができたりしますが
木曜日は閉館が多いので 注意してください。





整備された街並みのなかには、商業的になりすぎる予兆を感じる場所もありますが、
竹原はまだ、どことなくのんびりした雰囲気が漂っていて街歩きを楽しめます。





町並み保存地区は貴重な文化遺産であり、個人所有の家々から成り立っており
この町並みで生活されている方々のご迷惑にならないよう、探訪には気をつけましょう。







竹原の町並みを一望
西方寺・普明閣



町歩きの締めは高台に登って竹原の町並みを観ます。
ここは江戸時代前期に建立された浄土宗の寺院で、
境内南側の一段高いところに建つ普明閣は宝形造り二重屋根を持つ屋台作り風。
京都の清水寺を模して建立されました。



高台にある普明閣の舞台から 竹原の町が見渡せます。
穏やかで美しい町ですね。
ここはアニメ「たまゆら」の聖地で アニメオタクが舞台で騒ぐので立ち入り禁止になったんですよね。











竹原を17時過ぎの列車で帰りましたが、
午前中には福山市の観光も愉しんでいます(これは次回の更新で紹介します)
これだけ愉しめて「ひろしま1デイきっぷ」の切符代は2,000円でした!。

飛騨高山を訪ねて

2020年11月10日 00:00



岐阜県は飛騨の高山を訪ねました。
ここは飛騨の小京都と呼ばれ いつか訪ねたいと思っていた町だったのですが
ようやく訪れる機会が出来たのです。



JR高山駅と 特急ワイドビューひだ

高山の魅力は、伝統的な町並み、乗鞍岳・槍岳・穂高岳へ登る登山客の拠点、
世界遺産の白川郷への入口、そして温泉を控え、
少し前までは 飛騨で唯一の市制を施行している 飛騨の拠点都市である事が挙げられます。



昔から 飛騨の中心として栄えていました。
平成の合併により現在は市域が日本一の広さを誇ります。
大阪府や香川県全体より広いそうです。



東京や名古屋 大阪からの距離が 遠すぎず近すぎずで
全国各地から毎年非常に沢山の人が 観光で高山に来るため、
日本有数の観光地として絶大な人気を誇っています。





最近は、「 日本の原風景を残す街」として紹介され、国外からの観光客も増加し
ミシュランの実用旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」では3ツ星を獲得しました。



高山市三町伝統的建造物群保存地区を巡りました、
神明町4丁目、上三之町、上二之町、上一之町、片原町辺りです。



出格子の連なる軒下には用水が流れ、



造り酒屋には杉の葉を玉にした“酒ばやし”が下がり、風情ある町家が連なっていました。



高山は、永正年間(1504~21)守護代多賀氏の一族高山外記が天神山に城砦を築き、
天正13年(1585年)、豊臣秀吉の命を受けた領主の金森長近が飛騨高山城を築城し
元禄期まではここに飛騨高山藩がありましたが、
元禄8年(1695年)飛騨一国は公儀御料(幕府領)となり、高山城は破却されました。
その後飛騨には飛騨代官(後に飛騨郡代)が設置され代官支配となりました。



高山の中心部は江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保たれており、
その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。







古い町並み(さ んまち)は、電線をすべて軒下配線にするなど
徹底した保護が続けられていることにより、美しい景観が保たれています。









伝統工芸、地酒、和雑貨、朴葉味噌などの買物をしたり、
飛騨牛やだんごなどの食べ歩きをも実に楽しいものです。





名物のみたらしだんごを食べました。



高山は観光人力車が日本でも早い時期に登場した町です。



風情ある町並みを 俥夫の案内を聞きながら楽しむのも良いかも...。



上三之町の通りを南の端まで歩くと右手に見えるのが、宮川に架かる「中橋」です。



高山陣屋
幕末には全国60数ヶ所あったといわれる郡代・代官所の中で、
当時の建物が唯一現存するのがこちら「高山陣屋」です。



徳川幕府の陣屋がほぼ完全な形で残る国史跡指定遺跡です。



江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所で、
年貢米を収めた御蔵8棟は 築400年を経たわが国最古・最大の土蔵です。



高山の朝市は有名。
宮川朝市、高山陣屋前朝市があります。(写真は高山陣屋前の朝市)
営業は午前中なので 混雑しないうちに出かける方が良いかもしれません。
おばさんたちの飛騨弁を聞きながら、野菜、お漬物、味噌、民芸品などを購入するのも一興でしょうね。



時間も押し迫ってきたので、最後は宮川の中橋に近い「旧高山町役場」(高山市政記念館)を
訪ねました。 高山の歴史の沿革を知り深めるのは絶好の施設かもしれません。





見所が色々とあって 何処に行こうか迷ってしまいますが
コンパクトな町なので 中心部だけを散策するなら3~4時間あれば何とかなると思います。





古くからある煎餅屋 酒蔵など沢山の店があり 古い建物もとても情緒がありました。
地元の特産を求めつつ 試飲をしたり食べ歩きをしたり...
日本の文化、風景、情緒、町並み 全て揃っている そんな高山は素敵な小京都でした。

乗鞍岳・畳平

2020年10月08日 07:40



北アルプス・中部山岳国立公園に属する乗鞍岳。
最高峰剣ヶ峰(3026m)を筆頭に 23の峰々と8つの平原で形成されています。
四季それぞれ美しい景観を見る事が出来るのですが 最も行きやすい7月上旬(2019年)に訪ねました。

ここへ行くには 2003年度からは自然保護の為、マイカー規制が実施され、自家用車で行く事が出来ません、
アクセスはバスになります。
「ほおのき平バスターミナル(ほおのき平スキー場駐車場)」にてシャトルバスに乗換えます。
飛騨高山の美観地区から ほおのき平バスターミナルへは車で30分です。



乗鞍スカイライン
上高地方面側からは国道158号旧道の平湯峠から乗鞍岳、畳平までの約15kの有料道路です。





標高差約1500mの山岳ドライブとなり 森林限界などを目にする事が可能です。





乗鞍スカイラインの開通期間は5月15日~10月31日で 冬期通行止めになります。



ほおのき平バスターミナル~乗鞍岳畳平バスターミナルまで バス往復で2,500円(2019年時点で)



乗鞍岳畳平のバスターミナルは標高2702m。
これは富士山5合目より高く、バスで走れる標高としては日本一です。



畳平
標高2702mの畳平は 駐車場、バスターミナル、宿泊施設、食事やお土産店があります。





乗鞍山頂簡易郵便局、乗鞍本宮神社もあります。



乗鞍岳登山や散策の基地としてにぎわいを見せていますが
高地のためか ポテトチップスの袋が膨らんでいました(^^)。
なお、畳平へのペットの持ち込みは禁止されています。
(人間やペットには無害の菌でも、高山の野生生物には未知の菌で抵抗力が無い為)





畳平は高山植物の宝庫!
通称「天空のお花畑」と呼ばれろ お花畑には1周約40分ほどの散策道が設けられ、
7月上旬~8月中旬にかけて
ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲなどの高山植物の群生を見る事が出来ます。







木で組まれた道を歩くのはちょっとした探検気分
高山植物保護の為 登山道以外は立ち入り禁止となっており
ロープの外へは出ないでください とあります。







乗鞍畳平周辺の平均気温は12℃前後で、夏でも20℃を越えるような日は殆どありません。
気圧や酸素濃度も下界の約2/3程度です。



可憐な花々が心を癒してくれます。



高山植物は花を咲かせるのに、早いもので5年、遅いものは20年掛かるそうで。
厳しい気候に耐えて生き残ったものだけが 可憐な花を咲かせ、
その可憐な花の期間は 決して長くないのです



植物の他にも国の天然記念物指定の「雷鳥」も姿を見せることがあるといわれ
乗鞍岳一帯には約100羽ほどが生息していると推測されているそうですが
今回 私達が行った時は目にする事が出来ませんでした。





畳平から乗鞍岳への登山ですが
実は 乗鞍岳は日本一頂上(3000m級)を目指しやすい山としても人気があり
畳平が標高2702mなので、乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰3026mでも片道約90分ですし
他に片道15~30分ほどの登山コースもあり、
女性やお子様でも比較的安心して登山が出来ると思います。



但し、手頃とはいえ、高山病に注意が必要ですし。
体調や服装・装備などは、可能な限り登山仕様(山歩きしやすい服装・装備)で、
注意を怠らないようにしましょう。





また 山の天候は変わりやすく、
急に霧がかかり視界が悪くなる事もあります。ご注意ください。



鶴ヶ池を望む



同じく鶴ヶ池 7月8日でしたが まだ雪が残っていました。





鶴ヶ池を 別アングルから....。
畳平から鶴ヶ池までは 歩いて直ぐです。
ツアーなので来るならば あまり時間は無いと思われますが 折角なので足を運ぶことをお薦め...(^^)



マイカー規制実施により 失いかけた自然が回復されたと云われ 
雄大な山々と可憐に咲き誇る高山植物、厳しい自然環境で生きるライチョウなど、
普段は我々がなかなか目にすることのない大自然が残されているのは 嬉しい限りです。



乗鞍岳畳平の宿泊情報ですが 山小屋の他、バスターミナル内に2つの宿泊施設があります



2020年7月に大雨により乗鞍スカイラインが道路崩落、通行止めが続いています
復旧の見通しについては2021年秋の見通しとの発表がありました。



現在 乗鞍スカイラインを利用したシャトルバス、自転車などの通行ができません
長野県側「乗鞍エコーライン」でシャトルバスの運行、自転車の通行ができますが
シャトルバスについてはBダイヤでの運行、及び御来光バスの中止が決定されているようなので
公式サイトでご確認下さい。


広島市街の展望を愉しむ

2020年09月07日 00:00



中国地方の雄都広島。
私の住む町から最も身近な政令市でありながら、
これまでに街を見下ろした事が無かったので
展望を愉しめるレストランで食べる機会を作り 訪ねてみました。



広島市内には近年 高層ビルが増えてきていますが
最も中心に位置しているのが リーガロイヤルホテル広島です。
1994年に誕生し 高さは150m 広島市内で初めて地上35階を有する高層建築となりました。



紙屋町交差点から北に直ぐ、広島県庁の向かい側。
広島そごう バスセンター パせーラ広島の商業施設に近接し
まさに広島の核心といえましょう。



レストランは リーガトップという最上階のレストランを利用しました。
こちらのレストランからは主に南側(広島市中心街)の眺望を愉しむ事ができます。
広島城のある北側は別のレストランなのでその辺はご勘弁下さい。



東南側を望む この方向に広島の商業ゾーン
さすが120万都市



75年前 原子爆弾で廃墟となった街が力強く復興し ビルが林立。
更に発展を続けています。





平和公園を望む



西側を望む



山口県東部の田舎者には 33階で優雅に食事というのも別世界(^^)



最近は ランチを利用すれば3500円程度で愉しめる嬉しい時代となりました。



レストランなので 他の客も居らっしゃいますので 
写真撮影は 空気を読んで(^^;) 
ランチタイムが終わる14時半 他の客が帰りだす頃を見計らって撮りました(笑)。



広島市には 中心市街地を望むタワーやテレビ塔、市庁舎 県庁舎などが
全国的にも珍しいくらい 存在しないので(^^;)
こうしたレストランを利用するしか無いのですが 此処はお薦めです。